90分バス定額乗り放題・Skytrainは自転車も乗せられる オートチャージでコンパスカードを上手に使おう!
コンパスカード
メトロバンクーバー内の電車やバスは「Compass Card(コンパスカード)」を使用すると運賃が安くなる仕組みになっています。一回ごとの運賃を支払う際にも、定期券としても利用できます。関東の「Suica」・関西の「ICOCA」と同様のサイズ感であり、同じように使用できると想像して頂ければ分かりやすいかと思います。
電車であれば駅の改札で入る時と出る時の2回・バスであれば一番前のドアから入ってすぐのところに機械が設置されていますので、入る時の1回のみタップするだけで使用できます。
以下全てのコンパスシリーズのデポジットはそれぞれ$6で、返却すると全額返金されます。
青色のコンパスカード
青色のコンパスカードは、大人用という意味になります。ノーマルなカードが青色と覚えておいて問題ありません。
オレンジ色のコンパスカード
オレンジ色のコンパスカードは、割引対象の方が利用できます。
- 5-13歳の子供
- 14-19歳の中高生(有効なGoCardを保持していることが条件)
- 65歳以上の高齢者
- Handy Card(身体障害者カード)を保持する方
ゾーンと90分ルール
電車利用時のゾーン
こちらはメトロバンクーバー内に通る電車の駅を示しています。移動工程の中に電車での移動が入っている場合は、出発地または目的地の一番大きい数字のエリアをその移動の料金とすることができます。また、移動時間が90分以内であればどんなに乗り換えをしても、その一番大きな数字のゾーンの料金が一度取られるだけです。
主に電車でアクセス可能なエリアの観光スポットはこちらにまとめています!
バスのみ利用時のゾーン
こちらは簡単シンプル。目的地や出発地がどこのエリアであってもバスのみの利用であればゾーン1の運賃で移動が可能です。これも90分以内であれば、バスの乗り降りは自由です。1回分のゾーン1の料金が最初に適用されて、90分間以内であれば次の乗車時にタップをしても料金は取られません。
週末と平日夜の特別ゾーン
なんと優しいカナダでしょう。平日18時半以降・土日祝日は電車での移動もすべてゾーン1の運賃で移動が可能です。移動開始から90分を超えると新たにゾーン1の分の料金が発生します。
コンパスカード未使用時との運賃の違い
コンパスカードは、カード自体のデポジットが取られているだけですので、返却すれば全額戻ってきます。しかし、コンパスカードを使用した場合と、使用しない場合では大きな運賃の差があるのです。是非コンパスカードはなるべく早く1枚作っておきましょう!
2023/7/1から運賃が改定しますので、新しい料金を記載していきます!カッコ内は値上げ幅です。
現金 | |||
---|---|---|---|
カード色 | ゾーン1 | ゾーン2 | ゾーン3 |
青 | $3.15 (+$0.05) | $4.55 (+$0.10) | $6.20 (+$0.15) |
オレンジ | $2.10 (+$0.05) | $3.10 (+$0.05) | $4.25 (+$0.10) |
カード払い(クレジットカード・デビッドカード等) | |||
---|---|---|---|
カード色 | ゾーン1 | ゾーン2 | ゾーン3 |
青 | $3.15 (+$0.05) | $4.55 (+$0.10) | $6.20 (+$0.15) |
コンパスカード | |||
---|---|---|---|
カード色 | ゾーン1 | ゾーン2 | ゾーン3 |
青 | $2.55 (+$0.05) | $3.75 (+$0.10) | $4.80 (+$0.10) |
オレンジ | $2.10 (+$0.05) | $3.10 (+$0.05) | $4.25 (+$0.10) |
定期券(コンパスカード) | |||
---|---|---|---|
カード色 | ゾーン1 | ゾーン2 | ゾーン3 |
青 | $104.90 (+$2.35) | $140.25 (+$3.15) | $189.45 (+$4.25) |
オレンジ | – | – | $59.95 (+$1.35) |
1日乗車券 | |||
---|---|---|---|
カード色 | 丸1日全ゾーン対象 | ||
青 | $11.25 (+$0.25) | ||
オレンジ | $8.85 (+$0.20) |
自転車は乗せられる?
日本よりも断然自転車の聖地が多いカナダは、みんなマウンテンバイクやロードバイクが大好き!目的地で自転車に乗って観光をしたい人も多くいます。
電車の場合
電車の場合、折りたたみ自転車も電動自転車も無料で自分と一緒に乗る事ができます!しかしルールも存在していて、混雑する時間帯には駅員から次の列車を待つように言われる可能性もあります。悪い事をしているわけではないのでこのルールに恐縮する必要はありませんが、ルールはルールなので止められたらその列車には乗れません(笑)
バスの場合
バスの場合、全てのバスの前面に自転車2つ分のラックが用意されています。このラックが空いている限り乗せることができます。2つとも埋まっていたら次のバスを待つしかありません。車内への持ち込みはNGです。
ラックへのセットは自分でやります。バスの運転手は降りてきて手伝いません。(笑)てことで、公式にセット方法の動画がありますので見てみてくださいね!
オンラインチャージ
最後にチャージ方法についてお話していきます!
コンパスカードには公式サイトがあり、こちらに自身のアカウントを作成し、現在使用しているコンパスカードをリンクすると、オンライン上で簡単にチャージが出来るようになります。または駅やLondon Drugsの専用の機械でチャージをする事もできます。
最寄りがバス停のみの場合、バスではチャージする事が出来ません。必ずオンラインでチャージできるように早めに登録しておきましょう!
オートチャージが楽ちん
そしてオンラインチャージを使用する方にオススメしたいのが「オートチャージ」。これは自身のオンラインアカウントで設定することが出来ます。カード内残高が$5を切った時に、自動的にチャージをするAutoLoad。チャージ金額は$10/$20/$40/$60/$80/$100から選択できます!
実は、私自身$20チャージしていたコンパスカードを無くしたことがありまして。(笑)このオンラインサイトに登録してあれば無くしたコンパスカードの利用を停止して引き継ぐことができたのですが、残念ながら登録しておらずでした。私は現在$10のオートチャージを設定しています。そんなに頻繁に利用していないから、というのもありますが、何より無くした時には多くても$15以下。もしオートチャージの設定をしていない場合は皆さんきっと一気に$20くらいはチャージしますよね。何度も面倒くさいですから。これをいい機会に是非設定してみてくださいね!
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