【海外旅行にInstabridge】2000万を超えるフリーWiFiスポットの使い方
世界中で近くのフリーワイファイを瞬時に見つけることができる最強のアプリをご紹介します。
Instabridgeとは
Instabridgeは、2012年に設立されたスウェーデンの企業で、ストックホルムに本社を置いています。この企業は、ソフトウェア開発と通信サービスに特化しており、グローバルなインターネット接続を提供することを目指しています。
主なサービス内容
- eSIM: InstabridgeのeSIMは、物理的なSIMカードを必要とせずに、デジタルプロファイルを使用してデバイスに直接インストールされるSIMカードです。これにより、利用者は高額なローミング料金を避け、世界中の190か国以上でシームレスにインターネットに接続できます。
- WiFiスポット: Instabridgeは、グローバルWiFiホットスポットネットワークを提供し、無料でインターネットにアクセスできるようにしています。このネットワークにはすでに2000万以上のホットスポットが含まれています。
- データ圧縮ブラウザ: 同社のブラウザはデータを約10倍に圧縮し、データ使用量を大幅に削減します。
- VPNサービス: 安全かつプライベートにブラウジングできるVPNサービスを提供しています。
Instabridge公式アプリ
今回は②のフリーWiFiスポットについて詳しく見ていきましょう。
InstabridgeのフリーWiFiとは
仕組み
Instabridgeは、ユーザーが無料で利用できるWiFiホットスポットのデータベースを共有するコミュニティを構築しています。一人のユーザーがWiFiホットスポットとそのパスワードを追加することで、他のユーザーがそのネットワークに簡単に接続できるようになるというものです。現在そのコミュニティは世界中に広がっています。
大きな特徴
- 自動接続: Instabridgeアプリは、ユーザーの近くにあるWiFiホットスポットに自動的に接続します。手動でネットワークを検索したり、パスワードを入力する手間が省けます。
- オフラインマップ: アプリはオフラインマップを提供しており、インターネットに接続できない状況でもWi-Fiホットスポットを見つけることができます。
- セキュリティと互換性: InstabridgeはWEP、WPA、WPA2、WPA3など、さまざまなWi-Fiセキュリティプロトコルをサポートしており、安全な接続を保証しています。セキュリティについてはこの後詳しく解説していきます。
- コミュニティによる拡大: ユーザーが新しいWiFiホットスポットやパスワードを追加することで、データベースを拡充し、他のユーザーが利用できるホットスポットを増やし続けます。現在世界中のフリーWiFiのホットスポットは2000万を超えています。
フリーWi-Fiの危険性とその対策方法
フリーWiFiは便利なインターネット接続手段となりますが、危険性が高いとも言われています。そこでフリーWiFiに潜む危険性と、Instabridgeの講じているセキュリティ対策をご紹介していきます。
一般的なフリーWiFiの危険性
- データ盗聴
- ハッカーはフリーWiFiネットワーク上で通信を傍受し、送受信されるデータを盗むことができます。特に、暗号化されていない通信は容易に傍受される可能性があります。
- 偽のWiFiスポット
- ハッカーは正規のネットワークと見分けがつかない偽物のWiFiスポットを設置し、ユーザーが接続することで個人情報を盗むことがあります。
- マルウェアの感染
- フリーWiFiを通じてマルウェア(悪意のあるソフトウェア)がデバイスに侵入する可能性があります。これにより、デバイスがハッキングされ、個人情報が流出するリスクがあります。
- マルウェアの主な種類:ウイルス・ワーム・トロイの木馬・スパイウェア・ランサムウェア
- セッションハイジャック
- ログインセッションがハッカーに盗まれると、ハッカーはユーザーになりすましてオンラインアカウントにアクセスすることができます。
Instabridgeのセキュリティ対策
- 暗号化
- Instabridgeは、ユーザーが接続するWi-Fiネットワークを通じてのデータ通信を暗号化し、第三者によるデータ傍受や盗聴を防止します。
- 信頼性の高いネットワークの共有
- Instabridgeはユーザーによって共有されたWi-Fiネットワークの信頼性を確認し、信頼できるネットワークのみを共有するように努めています。
- ユーザーレビュー
- ユーザーは接続したWi-Fiネットワークのレビューや評価を行うことができ、これは他のユーザーが安全なネットワークを選ぶ際の参考になります。
- 自動VPN接続
- Androidユーザーは、Instabridgeが連携するVPNサービスを利用し、ユーザーのインターネットトラフィックを暗号化し、公共Wi-Fiを使用する際のセキュリティを強化します。
- アップデート
- 定期的にアプリケーションの更新を行い、最新のセキュリティパッチや機能を提供します。これにより、新たに発見された脆弱性に対処します。
【まとめ】InstabridgeのフリーWiFiの危険性
InstabridgeのフリーWiFiはセキュリティ対策をしっかりと講じていますが、フリーWiFiであることに変わりはありません。100%安全であるとは言い切れないでしょう。しかし、自身でフリーWiFiを見つけて直接接続するよりは確実に安全と言えるそうです。また、フリーWiFiに接続している際には以下の点には注意をしておくと尚安心です。
- クレジットカード番号などの入力はしない
- 銀行などお金に関するアプリにはログインしない
- 個人情報を入力しない
アプリの使い方
Instabridgeの公式アプリを利用して、フリーWiFiに接続するまでの手順を解説していきます。
1.Instabridge公式アプリをダウンロード
2.アプリでホットスポット(フリーWiFi)を探す
↗矢印:現在地周辺のホットスポットが検索可能
Filter:ホットスポットの条件を設定可能
Connectivity:WiFiのセキュリティレベルをカスタマイズ可能(タップして選択/非選択)
Speed:WiFiのスピードをカスタマイズ可能(バーをタップして横にスライド)
Venue:WiFiの設置個所をカスタマイズ可能(タップして選択/非選択)
この時、WiFi名の下に記載されているWiFiの評価を参考に「Often Works」となっているWiFiを選びましょう。
3.ホットスポットに接続
- スマホの「設定」を開く
- 「WiFi」をタップ
- ご自身がInstabridgeで選択したWiFiを探してタップ
- WiFiパスワードを入力
- WiFi名の横に✓チェックマークが付いたことを確認
- インターネットを使用してみる
- 接続できていれば完了
まとめ
InstabridgeのフリーWiFiはコミュニティの努力の賜物です。フリーWiFiを使用しながらコミュニティの一員として新たなWiFiを提供したり、使用したWiFiの評価を残すなどしてみると、楽しく利用できるかもしれません。無料アプリ一つで快適なフリーWiFiを是非利用してみてください。
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