ETA/KETA 電子渡航認証の取得漏れや入力ミス ビザの名前・生年月日は確実に!日本を出国できなかった体験談
私達は、10/26に日本を出国し、乗り継ぎをして、カナダの現地時間で10/26にカナダへ入国する予定の航空券を取得していました。しかし実際にカナダへの入国は1日遅れの10/27になってしまいました。
それもこれも、今回ビザに関する問題が2度起こった事が大きな原因となります。このページでは実際に何が起こったのか、時系列で詳細をお伝えしていきます。
いつ・どんなビザの問題?
- 日本出国時 ETA取得漏れ
- 韓国入国時 KETA入力間違い
日本出国時 ETA取得漏れ
では、本題に入ります。私達は、予定していたフライトに乗れず、日本を出国できませんでした。
なぜ日本を出国できなかったのか、それは
パスポートの名字が変わった為、ワーホリビザの他に観光ビザ(ETA)の取得をしなくてはならなかったから
です。一言で表してもピンとこない方もいるかと思いますので、状況説明を続けていきますね。
誰もがそう思いますよね。実際、私すごく不安で調べていたんです。調べていたのはいいんですが、肝心な自分のビザに書いてある注意事項を確認していなかった。これが最大の落ち度でした。(笑)
ビザに記載の内容がこちら⇩
ETAの番号が申請時のパスポートにリンクされているから、パスポートを新しくした場合は、新しいETAを取得してね。
と書いてあります。これをちゃんと読んでいたら、乗れていました飛行機。(笑)
航空会社のスタッフからETAを取得しないと乗れません、と告げられた時の事です。
なんとか乗せてあげられないかと、必死にカナダの移民局と直接電話で話してくれていたのですが、移民局よりNoが出たとの事でした。そしてETAの取得にかかる時間を聞いたところ、フライトに間に合うようには取れないと思う、と。早いと数時間で下りる事もあるけど、3日くらいみておいたほうがいい、と。
ここで撃沈ですよね。もう諦めます、というしかなかった。一旦飛行機取り直し、乗り遅れた事にしないほうがいい、という話で、飛行機を3日後でなんとか取り直しました。
そう、ここが最大のツッコミどころです。
そのまま一度都内へ戻る方向だったのですが、私からもしかすると数時間でETAが取れるかもしれないから、しばらくここに残ってもいいか提案し、お見送り隊も受け入れてくれました。
そして、申請し、1分後に申請完了メールが届きました。メールの本文に番号が記載されているけど、これは申請者番号だよね?申請受け付けました、の番号だよね?と納得しながら、空港のWi-Fiで細々と調べていたら・・・
ETAは通常数分で下ります。
って書いてあるサイトを見つけて えっっっ?!
てなりますよね。その申請完了メールだと思っていたメールは、ビザ発行完了メールだったのです。ビザが1分で取れていたのです。
この時の感情はもうご想像にお任せします。(笑)
ビザが取れた以上、可能であれば少しでも早く出国してしまいたい。カナダに着いてからのホテルやレンタカーの予約が無駄になってしまう事ももちろんですが、11月1日から入れる家を探す必要があったのです。
最初に自分達で当日出発の航空券を調べたのですが、やはり相当な高額チケットしか残っていませんでした。そして、先ほど3日後に取り直したチケットを、もう一度当日の便か次の日の便に変えられるか、チェックインカウンターに交渉しに行きました。結果、当日出発の別の便に乗せてもらうことができたのです。
変更前
10/26日本発→10/26韓国経由(3時間待機)→10/26カナダ着
変更後
10/26日本発→10/26韓国経由(20時間待機)→10/27韓国発→10/27カナダ着
ということで、当日中に出国することができ、1日遅れで到着することが可能になりました。
フライトが変わったことで、韓国での待機時間があまりにも長くなったので、韓国の観光ビザKETAも申請しました。急遽だったので、韓国到着時にビザが下りている保証はありませんでした。そこで、韓国でのプランは2択になりました。
- KETAが下りた場合→韓国へ入国し、宿に1泊
- KETAが下りなかった場合→Transitとして出国エリアで雑魚寝
韓国入国時 KETA入力ミス
なんとか日本を出国できて、もう離陸の記憶が定かでないほど疲れておりました。この時すでに、KETAが2人とも下りていたので、少しの安堵もありました。しかし、ここまでボコボコにされていたので、嫌な予感もありました。(笑)
はい、通過できました。何の問題もなく、すごくスムーズに入れてもらえました!もう完全に安心してましたね。
5分経っても、旦那が出てこない。あれ?そして、15分ほど経ってから、Wi-Fi経由で連絡が入りました。
自分の申請したKETAの生年月日が間違っていたと。正確には生まれた年が2022年になっていたと。(笑)
ウソでしょ(笑)
やはりビザというものは、絶対に修正することができないのです。しかし、直すことはできなくても、新しく取得することはできます。その場で申請し直したようです。(笑)(クレジットカードかデビッドカードがないと申請できないので、護身用で必ず1枚は携帯しておく事をオススメします。)
まず、韓国に到着したのが夜の9時半頃でした。新しいKETAが発行されて旦那が出てきたのは、夜の11時すぎ。私はどうなるのかわからなかったので、そのままbaggage claimのところで約2時間待機。(笑)それでも出れて本当に良かった。
2人揃ったところで、ソウルの安いホテルを予約し、電車に乗ってソウルを目指す事にしました。しかし両替所がやっていなければATMも全滅。また、電車の切符は現金のみの取り扱いで、窓口も営業終了していました。
終電も近くなってきて焦っていると、窓口に1人スタッフが来たので、どうにかならないか聞くと、改札の内側になぜか設置されているATMに通してくれて、ウォンを手に入れ、切符を買うことが出来ました。
いやー濃すぎですね。(笑)
電車を降りてからしばらく歩くと繁華街に予約したホテルがありました。しかし、無人。私たちの予約したホテルは、お金だけ払って、宿とはなりませんでした・・・真夜中1時に街を練り歩き、3件目のアポイントでやっと空き部屋を用意してくれました。最終的には予定していたコストの3倍の金額がかかりましたね。ただもうあの時空き部屋があっただけで本当に感謝でしかありません。お金の有難みを感じました。(笑)
いかがでしたか?
皆さんは、くれぐれもビザの要件にミスのないよう、慎重に行動されることを強くオススメします。(笑)
この記事を読んだどなたかのミスを防いでくれたら幸いです。
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