-自転車など160サイズ超えの大型荷物の海外発送方法- 国際小包の送料が安い!
今回は、私のパートナーがカナダにマイロードバイクを持って帰りたいという要望を受け、私達のたどり着いた方法を皆さんにも紹介していきます!自転車といえば超大型荷物。160センチを超える大型荷物の海外発送について最善の方法を探ってみました!
方法は3つ
EMSは、その他どの配送方法よりも早く、最短で世界中へ荷物を届けられるサービスです。その分料金が上がりますのでお急ぎの方にオススメです。
国際小包は、EMSよりは時間がかかりますが、通常の配送方法となります。更に細かく配送方法を選択できますので予算と時間によっては節約が可能です。
飛行機の受託手荷物として、自分と一緒に持っていく方法ももちろん可能です。空港まで持って行くのが大変なのがネックですね。
EMS・国際小包として送る方法
これは、日本郵政の海外へ荷物を配送するサービスの中で、大きな荷物を送る際に使われます。
国際小包に関する公式サイトはこちら
対象国一覧
EMS・国際小包の配送可能国一覧は以下の通りです。
配送方法4つ
配送方法は以下の4つあり、到着までの所要日数に違いがあります。またそれぞれ金額も大きく変わってきます。
SAL・船便は、対応していない国もあるので確認が必要です。
- EMS…2~4日(サイズ・重さの条件が下記3つと異なる)
- 航空便…3~6日
- SAL…6~13日
- 船便…1~3か月
SALとは・・・航空機の空きスペースを有効活用することにより、船便より速く、航空便より安いサービスです。
日本郵政公式
サイズ規定【航空便・SAL・船便】
サイズの制限は以下の通りです。
サイズの制限がAとBの2種類あると記載がありますが、これは国によって決まっています。
ここで注意してほしいのが、【航空便・SAL・船便では】Bの対象国へは自転車の郵送はサイズ的に難しいかと思います。→EMSなら可能
以下に各国の規定をまとめてみました。
中国・カナダ・ニュージーランド・イタリア・イギリス・オランダ・インドネシア・マレーシア・シンガポール・メキシコ・ベトナム・香港・台湾・スイス・カンボジア・コロンビア等
アメリカ・韓国・オーストラリア・ブラジル・フランス・インド・ロシア・フィリピン・ドイツ・スペイン等
私自身は、カナダへ送ろうとしているので、可能であることが分かりました。しかし、お隣のアメリカには送れないようです。同じように、イタリアには送れてもフランスには送れない等、注意が必要です。
重さ規定【航空便・SAL・船便】
重さは、国によって20kgまでか30kgまでのどちらかで決まっています。
アルゼンチン・インド・オーストラリア・ロシア・フィリピン等
中国・台湾・ドイツ・アメリカ・イギリス・インドネシア・オランダ・ニュージーランド・メキシコ・マレーシア・イタリア・シンガポール・スペイン・スイス・フランス・ブラジル・香港・ベトナム等
20kgまでの国は少ないように思います。重さの制限は、複数口に分けて送る事で解決するのでそこまで問題はないでしょう。
サイズ・重さ規定【EMS】
ここで前述のサイズで引っかかってしまったBの対象国へ送りたかった方へ、朗報です。
EMSでは、基本的に全対象国※が、Aのサイズまで送る事が可能です。(長さ+横周が3mまで可)同じように、重さも30kgまで※送る事が可能です。
※前述したサイズBのリスト内でアメリカではEMSでも2.75mまで。
※オーストラリアはEMSでも20kgまでしか送れません。
自転車を送る条件としては揃えることができましたが、その分送料は跳ね上がりますので、その他の方法と比較して、最善の方法を考えたほうが良いかと思います。以下の料金表を確認してください。
送料一覧
送料の一覧はこちらです。
送料は、サイズに依存せず、配送方法と重さによって決まります。
航空便・SAL・船便
EMS
例えば・・・
カナダまで自転車(梱包後28kg)で急ぎでないので船便で郵送する場合
- EMS…56,700円
- 航空便…34,750円
- SAL…25,150円
- 船便…13,050円
船便を使えば、EMSの約1/4の送料で送る事が可能です!
飛行機の受託手荷物として預けるのは?
受託手荷物として預けることは可能です。(各航空会社によって規定がありますが)
しかし、航空券購入時に受託手荷物が30kgまで含まれているとして、自転車以外の荷物を持っていく事を考えると、この自転車の分は、超過料金が取られることになります。
航空会社によりますが、この受託手荷物の超過料金は結構値が張ります・・・。
上記の表と照らし合わせると
- 個数超過…20,000円(1つ)
- 重量超過…10,000円(23kg~32kg)
- サイズ超過…20,000円(203cm超)
で合計金額は、50,000円となります。
そして、飛行機に乗る前や降りた後に持ち歩かなくてはなりません。
プロの選手ですぐに必要である等、相当な理由がない限り、いい方法とは思えません。
ヤマト運輸は?
調べてみたところ、ヤマトでは日本から海外に大型の荷物を送るサービスはありませんでした。(160サイズまで)
しかし、アメリカ・カナダ・ハワイから日本へ大型の荷物を送るサービスはあるようです!日本人としては安心なサービスではないでしょうか。
ヤマトのオーバーサイズの海外からの配送はこちら
コメントはお気軽に!