リトルハワイと呼ばれる美しきカナダの離島-Hornby Island-旅行ガイド

2024年7月28日

ホーンビーアイランド基本情報

ホーンビーアイランドはバンクーバーアイランドの東に位置する小さな島です。コモックスバレーの近くにあり、同じく小さな島であるデンマン島と並んで位置しています。人口は1200人ほどの小さなコミュニティですが、ここ数十年で有名な観光地となり夏場の人口は約4倍にもなります。

ホーンビーアイランドはカナダ人からリトルハワイという愛称で呼ばれており、BC州の中で一番きれいな海水のビーチの一つとして知られています。このホーンビー島にあるメインビーチ「トリビューンベイビーチ」では透き通った水と白い砂浜が約1㎞に渡って続いています。

アクセス

ホーンビーアイランドへのアクセスは一般的にはフェリーを利用します。フェリーはバンクーバー島から出ており、デンマン島で乗り換える必要があります。乗り換えの途中でデンマン島の散策も可能です。

ルート

フェリー1本目：バックリーベイ（バンクーバー島）→デンマン島【所要時間約10分】
ドライブまたはバス（無料）：デンマン島内【所要時間約15分】
フェリー2本目：デンマン島→ホーンビー島【所要時間約10分】

料金

バンクーバーアイランドからデンマン島経由ホーンビー島までの往復料金

大人 19.7ドル/人
車 45.80ドル/台　（乗用車）

ビーチ

ホーンビーアイランドの醍醐味といえばリトルハワイと呼ばれるほどのその美しいビーチです。ホーンビー島内の有名なビーチは3つあります。

トリビューンベイビーチ

一番広くて有名なのはトリビューンベイビーチ（Tribune Bay Beach）です。白い砂浜と透き通った水は約1㎞にも渡ります。専用駐車場はありませんので基本路駐です。Shields Roadの突き当りまで路駐可能です。

ホェーリングステーションベイビーチ

トリビューンベイビーチともう一つ、外したくないビーチがホェーリングステーションビーチ（Whaling Station Bay Beach）です。トリビューンベイビーチから車で10分以内で行くことが可能です。こちらも専用駐車場はなく、Anderson Driveに路駐できます。

ギャリオンビーチ

ビーチとしてはギャリオンビーチ（Galleon Beach）と呼ばれているこのビーチはサンセットの絶景ポイント「グラッシーポイント（Grassy Point）」として有名です。

ショッピング/フード

ホーンビー島はハワイと違い大きなショッピングモールなどはありません。また営業時間が記載の営業時間と異なる可能性や、予約がないと開けない場合などがあるので注意してください。※以下は私が実際に体験したオススメショップのみを記載しています。

Ringside Market

こちらはホーンビー島内で一番大きなマーケットです。陶芸、アパレル、バイク、雑貨などの店舗と、フードやドリンク、アイスなど飲食も可能です。また、マーケットに隣接するスーパーマーケットCoopで食材や日用品も購入できます。ちなみに私は素敵なポストカードを購入できました。

Cannon Road Pottery

こちらのお店では陶器をすべて手作りしていて、世界に一つだけの1点ものを購入することができます。店内ではおばあちゃんがまさに工房で手作りしている姿が見れます。またRingside Market内にある陶器を専門に扱うお店でも、品数は減りますが同じ値段で販売されています。

Ima’s Kitchen

こちらはデンマン島内にあるベーカリー＆アイスクリームを販売するお店です。私が行った時は無人で、現金で支払いをしました。こちらのアイスクリームはビーガン/グルテンフリーでとっても美味しいので、デンマン島内で少しゆっくりしていかれる方は是非立ち寄ってみてください。また、ホーンビー島内のCoopでもアイスクリームが販売されていましたので、要チェックです。（各約6ドル）

住宅街にあるのでグーグルマップを入れてから行くと分かりやすいです。

ホーンビー島でバカンスを楽しむポイント

食料は少し多めに持参

ホーンビー島ではCoopにて食料調達が可能で、レストランで飲食をすることも可能です。しかし、営業時間が限られていたり、事前予約をしていない場合入店できないという可能性もあります。キャンプ場などで簡単に調理できるような食料があると安心です。

キャンプサイトの予約は早めに

ホーンビー島はとっても有名な観光地です。夏のキャンプサイトは争奪戦ですので、早めに予約をしておきましょう。

キャンプ場は狭い

個人的に、色んなキャンプサイトを見てみましたが、隣の区画との距離が近くプライベート感は少ないように感じます。夜は特に大きな音を出さないよう注意が必要です。

基本どこでも簡易トイレ

ホーンビー島内のビーチはどこも簡易トイレが設置してあるだけで、備え付けのトイレ用の小屋などは一度も見ませんでした。念のため、トイレットペーパーを持参しておいた方が良いでしょう。

ちなみに私の宿泊したキャンプ場のトイレは小屋タイプで、且つとってもキレイでした！

デンマン島内でのフェリー乗り継ぎ

実はバンクーバー島からホーンビー島までを繋ぐ2本のフェリーは繁忙期である夏の間は定刻ではなくシャトルモードで運行しています。そこで、タイミングが悪いと、デンマン島内を移動している間にちょーど次のフェリーが出発してしまう、なんてことがあります。ありました（笑）ですが、その日はフェリーが2船動いていたため、待ち時間は長くなくて済んだので、スタッフの方に聞いてみるのも良いかと思います。