ワーホリビザ取得後 パスポートを新しく変更した方!パスポート番号の変更・名字の変更時はETAの取得が必要です。

タイトルにも書きましたが、こちらの記事は【ワーホリビザを取得した後、ビザ取得に使用したパスポートから新たなパスポートに切り替えた方】に読んで頂きたい記事になっています。

私が取得したのはカナダのワーキングホリデイビザになりますが、各国のビザの要件にも同じような内容があるかもしれませんので、以下の内容を参考にしていただければと思います。

私はこれが理由で日本出発の飛行機に乗せてもらえませんでした。(笑)詳しくはこちらの記事にまとめていますので、是非目を通してみてください。飛行機に乗せてもらえないなんて、なかなか体験できない貴重な経験でしたので、面白く読んでもらえると思います。(笑)

目次

対象となる人

ビザ取得後に下記の理由でパスポートが新しくなった方

  • パスポート番号のみ変更・・・期限が迫っていた等
  • パスポート番号+名字の変更・・・結婚・離婚

ETA(電子渡航認証)を知っていますか?

ETAとは・・・

電子渡航認証(eTA)は、カナダ入国ビザが必要でない外国籍の旅行者が空路でカナダに入国する場合に必要なものです。eTAはパスポートに電子的にリンクされ、有効期間は最長5年間ですが、パスポートの有効期限がそれ以前の場合は、パスポートの有効期限まで有効です。新しいパスポートを取得した場合は、新しいeTAを得る必要があります。

取得したeTAの有効期間中は、何度でもカナダに入国して短期滞在(通常一度に6か月まで)をすることができます。カナダ国内での移動にはeTAは必要ありません。

eTAを有しているだけでカナダ入国が保証されるものではありません。カナダに到着した際に、入国審査官がパスポートとその他書類の提示を求めますので、それに応じてカナダ入国要件を満たしていることを審査官が確認できるようにしなければなりません。

canada.caより

上記がETAの公式な説明となりますが、これが韓国ですとKETA、米国ですとESTAなどがあります。

余談ですが、米国を乗り継ぎで経由していく場合は、大きな空港ですとtransitであってもESTAの取得が必要な場合があります。到着国に限らず、米国で乗り継ぎをする方はこちらも併せて確認してみて下さい。

パスポートが新しくなった場合はETAを取得する必要があります!

まず、ワーホリビザを取得した方には、同時にETAが発行されている事をご存じでしょうか。私は渡航するまで知りませんでした(笑)自分の電子ビザを確認してみてください。

私自身のビザの記載内容

そう、ここに書いてあるように

パスポートを新しく取得した場合は、新しくETAを申請する必要があります。

ビザは変えなくていいの?何故ETA?

何故ETAを新たに取得する必要があるのか

まず、渡航前に新しいパスポートを取得しているということは、新しいパスポートの情報で飛行機に乗りますよね。航空会社はチェックインの時に、パスポートと一緒にその人の有効なビザの情報があるかどうかを確認します。

この時、パスポート番号が変わってしまっている場合、新しいパスポートの保持者と、ビザの保持者が同じである事が証明できません。また、名字が変わっている場合には、パスポートと同じ名前のビザが確認できない事になります。

こうなった時どうなるのかというと、その証明ができない以上、飛行機には乗せてもらえません。乗せていって、入国不可になったら、それこそ大変な事になりますからね。航空会社としてもトラブルは避けたいのでしょう。

ワーホリビザは変えなくていいの?

私達がカナダ政府から取得したワーホリビザは、カナダの空港に着いて、そこで保安官による最終審査で許可が下りる事によって正式なビザとなります。渡航前いま手元にあるのは、【ワーホリビザの招待状】だけなのです。

そしてこの招待状は、どんな理由があっても一度発行されると二度と申請し直す事はできません。なぜなら、この招待状は書類の審査の際に、私達が提出した書類に対して下りた招待状であるからです。

ETAを新たに取得するとどうなる?

電子渡航認証(ETA)だけ新しく取得する事で、航空会社はとりあえず一旦新しいETAと新しいパスポートを紐づけて、飛行機に乗せてくれるのです。そして、カナダに到着した際に、逆に古いパスポートで取得したワーホリビザに新しいパスポートと新しいETAを紐づけてもらう形になります。そうする事で、最終的には自分のステータスはワーキングホリデイビザ保持者、となり1年間カナダに居住し、仕事をする事が可能になります。

また、古いETAと新しいETAの2つの番号が同時に存在する事になりますが、新しいETAの番号が今後の有効な番号となりますので大切に保管しておいて下さい。

ETAの取得に必要なものは?

ETAの取得はオンラインで実に簡単にする事ができます。以下のものを手元に用意したら早速申請を始められます。

  • パスポート
  • クレジットカードまたはデビッドカード(7カナダドル)

申請は、カナダ政府公式サイトの申請ページよりオンライン申請へお進みください。

ETA取得にかかる時間

ETAの申請は、航空券を予約する前に取得するのがベストとされています。

ですが、実際に私が申請した際は、ものの1分でETAが発行されました。それを知らずに、私達は搭乗予定だった飛行機に別れを告げてから申請をしました・・・(笑)

1分で取れるんだったら、誰か教えてくれても良かったじゃん!(笑)

他に準備するものは?

以下、新しいETAと共に必ず持って行く必要があるものになります。今回実際に旅をしてみて、下記の書類を確認用に提示したのは、航空会社のチェックイン・カナダ到着時のimmigrationにて2回でした。スーツケースを預けている状態で必要になる可能性もあるので必ず手荷物として機内持ち込みしましょう。

パスポート番号のみ変更の場合

  • 古いパスポート

パスポート番号+名字の変更の場合

  • 古いパスポート
  • 結婚証明書の翻訳(原本+公式な翻訳)

結婚証明書とは、日本には名前通りのものはありませんので

  • 婚姻届受理証明書
  • 戸籍謄本

のどちらかが相当するようです。

また、日本語のまま持って行っても証明できたことにはなりませんので、必ず翻訳をし、英語翻訳した証明書と原本の日本語の証明書と一緒に持参しましょう!私は婚姻届受理証明書を翻訳してもらいました。

まとめ

という事で、ワーホリビザ取得後にパスポートを変更した方は、是非自分の渡航予定の国の電子渡航認証について一度確認されると良いかと思います。私も名字の変更があり、不安がある中での渡航で、実際に大変な目に遭いましたので、誰かのお役に立てれば幸いです。

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運営者情報

2022年10月に旦那と共にカナダ移住し、現在はバンクーバーアイランドにて愛猫と3人でまったりゆったり暮らしています。
これからカナダに留学・ワーホリに来る方や、永住者に向けて、カナダで役立つ情報を発信しています。

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