保存版ハワイ旅行で【Airalo /TRAVeSIM /Holafly 】を比較した結果

2024年7月1日

当ページには広告が含まれています。

今回はハワイ旅行にてAiralo/TRAVeSIM/Holaflyの3つのeSIMを利用し、それぞれのeSIMのメリット・デメリットが浮き彫りになりましたのでご紹介していきます。※あくまでも個人の体験談となりますのでご了承ください。

決定版【オススメランキング】

便宜上、結果からお伝えしますと

TRAVeSIM（トラベシム）
Holafly（オラフライ）
Airalo（エアロ）

という結果になりました。

個人的には、もっと違う形になると思っていたので、この結果には少し驚いています。

ではこれから何故このランキング結果になったのかをまとめていきます。

1.インストールとアクティベーション

まず、大きな評価要因として【インストールとアクティベーションの確実さ】からお話していきます。

【インストールとアクティベーション】についての評価は以下の通りです。

TRAVeSIM：100点
Holafly：70点
Airalo：30点

※あくまでも個人の体験談です。

まず、TRAVeSIMのインストールとアクティベーションは日本国内で行うことが可能です。これは他の2つのeSIMにはない特徴であり、現地に着いてから「使えない！」と戸惑ってしまう可能性を無くしてくれます。私はとってもスムーズにアクティベーションが完了し、トラブルは一切ありませんでしたが、万が一戸惑ってしまった場合も日本語対応のチャットサポートに出国前に連絡を取り、解決してから現地に向かうことができます。100点満点です。

次にHolaflyです。HolaflyのeSIMは事前にインストールが可能ですが、アクティベーションは現地でのみ可能となります。私がハワイに到着してアクティベーションを行った際は【最初の数時間はネットに繋がらない】状況でした。ホテルに着いてからもWiFi環境下でトライしてみるも意味があったとは思いません。後述しますがハワイでは全体的に電波が強くなかったために、最初に電波を拾えるまで時間がかかったものと予想します。上記の可能性を理解した上で、（あくまで私の体験から起こりうる可能性の一つですが）気長に待てる場合には問題がないとし、70点です。

最後にAiraloです。今回の旅行でAiraloのeSIMは連れの分も含めて2つ購入していました。AiraloのeSIMはHolaflyと同様に事前にインストールが可能ですが、アクティベーションは現地でのみ可能となります。そこで日本国内でインストールを完了させてハワイに到着したのですが、アクティベートができませんでした。よくよく確認すると、Airaloのアプリ上ではインストールすら完了していないと表示されていました。Androidの端末上では正常にインストールされているように見えていたので確認を怠った私の責任ですが、結局解決方法が分からず使用できずに帰ってきてしまいました。また、私自身も利用しましたが、アクティベーションがうまくいかず、アプリ上で何度も確認をしながらやっとのことでアクティベーションが完了しました。初めて利用される方には旅行中の負担が増える可能性がありますので30点とさせていただきます。

2.インターネット速度

次に、使い心地という観点から【インターネット速度】を評価していきます。

ハワイでスピードチェッカーを利用してインターネット速度を計測した結果は以下の通りです。

TRAVeSIM：80点
Airalo：70点
Holafly：60点

結論としては【どのeSIMを利用しても日本ほどの速度は出ない】ことが分かりました。その中でもTRAVeSIMは1番電波が強く、ある程度満足のいくスピードが出ているため80点。また、Airaloはある環境にいる時にグッとアップロードスピードが上がるなど、メリットもありそうですので70点。この3つのeSIMの中での検証ではHolaflyが最下位の60点となりました。

3.価格

3つ目の大きな指標として【eSIMの価格】をまとめていきます。※便宜上、複数プランの中から同じようなプランを厳選して比較しています。

特徴

TRAVeSIM：ハワイで利用可能なプランは1つのみ
Holafly：無制限プランのみ、1日単位で購入期間を選べる
Airalo：少量データから大容量まで6つのプランから選べる

TRAVeSIM	6GB（1プランのみ）	3980円	15日間
Holafly	無制限	クーポン適用で2565円（その他プラン有）	6日間（その他プラン有）
Airalo	5GB（その他プラン有）	16アメリカドル =約2500円	30日間（その他プラン有）

価格比較

上記の表より、価格評価としては以下の結果となります。

Airalo：100点
Holafly：95点
TRAVeSIM：80点

AiraloはeSIM業界において常に最安値といえるでしょう。また、Holaflyも最近1日単位で利用日数を選べるプランが登場し、さらにお得感が増しました。TRAVeSIMは世界中のインターネットをこのeSIM1枚でつかむ事ができるという特性上、価格はやはりその他2つのeSIMのようにはいかないようです。

4.サポート

さいごに初めて利用される方には特に大切ともいえる【各社のサポート体制】を比較していきます。

結果は以下の通りです。

TRAVeSIM：日本人による日本語サポート【LINE：時間指定あり＆電話：24時間対応】
Holafly：日本人による日本語サポート【LINE：24時間対応】
Airalo：日本語自動翻訳による日本語サポート【Airalo公式アプリ内：24時間対応】

日本人の私達が1番安心できるサポートサービスを行っているのはLINEサポートと電話サポートの両方を行っているTRAVeSIMといえるかと思います。最近Holaflyにも日本人による日本語サポートが登場しましたので、Holaflyも十分に安心して利用ができそうです。残念ながらAiraloは日本人スタッフによるサポートが提供していません。

まとめ

さいごに上記4点の評価を一覧にまとめます。今回実際に利用してみたから分かるメリット・デメリットばかりでした。現地に着いてから戸惑うより、事前に情報を知っておくだけで心持ちが変わるかと思います。

	アクティベーション	インターネット接続	価格	サポート
1位	TRAVeSIM：100点	TRAVeSIM：80点	Airalo：100点	TRAVeSIM：100点
2位	Holafly：70点	Airalo：70点	Holafly：95点	Holafly：95点
3位	Airalo：30点	Holafly：60点	TRAVeSIM：80点	Airalo：60点