【カナダは路駐OKだけど】 駐車禁止場所の基本ルールと標識の意味
先日カナダに来て初めて罰金を食らいました(笑)自分の為にも皆さんの為にも気を付けたい駐車ルールをまとめていきます!
こちらの記事はバンクーバー周辺エリアの情報を使用しています。州によってルールが異なる場合がありますのでご了承ください。
路駐OK
カナダは道が広い為、路駐は合法!早いもの勝ちで空いている場所に駐車可能です。駐車場の足りない家や、駐車場を借りれないお家では募集の詳細に「street parking available」と記載があったり、日本よりも当たり前のように路肩に車を停めます。人の家の前に停めても文句は言われません。しかし、どこでも停めていいわけではなく、細かいルールが存在します。一つずつ紹介していきますね!
ルール① パーキングサイン
パーキングサインのある路上に駐車する場合は、その標識に注意をしてください。
- Commercial Loading Zone
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トラックなどの商品の運搬に使用する車のみが使用できるエリアです。この記載がある場合は一般車は駐車禁止です。さらに、バンクーバーの中心エリアではこの記載のないコマーシャルレーンがあるようです。誤っても停めてしまわないように気を付けましょう。
- No Stopping Sign/No Parking Sign
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一時停止禁止(No Stopping)場所は、車が停まった瞬間にアウトです。また駐車禁止(No Parking)サインは、人を乗り降りさせるために5分間の駐車が許可されています。
- Time Limit Parking With Sign
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標識に記載の時間内であれば無料で駐車することができます。例えば「9am-5pm 2hours」と記載の標識があった場合は朝9時から夕方5時までの間で2時間まで停めてもいいですよ、という事になります。
- Angle Parking Sign
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「Angle(アングル) Parking Only」と標識に記載がある場合は、道路に対して60度に車を斜めに駐車をしなくてはいけないエリアになります。もし白線が引かれている場合は白線に従ってください。
- School Zone
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学校のある日の朝8時から夕方5時までは子供の乗り降りの5分間のみ駐車可能。但し、一時停止はしてはいけません。
- Pay Parking
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後ほど詳しく解説していきます。
ルール② パーキングサインがない場合
- Crosswalk
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横断歩道の前方であれば6m以上・後方であれば15m以上の間隔を空けること。
- Driveway
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ドライブウェイの前後1.5m以内に停めてはいけません。
- walkway
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玄関の出入り口につながるウォークウェイも歩行者や自転車の妨げになる為、前後3m以上空けること。
- Intersection
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交差点ではカーブ後に直線に入ってから6m以上の間隔を空けて駐車しなくてはいけません。
- Fire Hydrant
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消火栓が設置されている場所から、道路上の直線距離で5m以上の間隔を空けること。消火栓から車までの直線距離ではありませんので間違えないように注意してください。
- Queuing Street
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住宅地に多い一車線の道路では道幅によって2つのルールがあります。
片側サイドだけの路駐の場合道幅が6.6m-8.0mの場合にのみ片側のみの路駐が許可されています。車は確実に路肩に寄せ、緊急車両が通行できるように3.5mの道幅を残しておく必要があります。
両サイドの路駐の場合道幅が8.0m以上ある場合にのみ両サイドの路上駐車が許可されます。反対サイドに駐車している車の道路側の側面から、自分の停めた車の道路側の側面が3.5m以上あることが条件です。
- Cul-de-Sac
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カルデサックとは道路が円形になっておりこれ以上道の続いていない行き止まりを指します。カルデサック内の路駐は基本的にしない方が良いと考えておいてください。詳しいルールもありますが、カルデサック内に路駐している車を見たことはありません。
- Back Lane
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住宅街などの裏道では、道幅3mを残し、反対サイドに駐車している車と6m以上の間隔を空ければ路駐可能です。しかし基本的にはそんなに広い裏道はほとんどありませんので目分量で停めてしまわないように注意してください。
- Sidewalk & Boulevard
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歩道の上や、芝生や砂利道・並木道上に駐車してはいけません。自分の家であっても、ドライブウェイと歩道の重なる位置に駐車をすると罰金対象になりますのでご注意ください。
- Maximum Time
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路上駐車の場合、72時間以上同じ場所に停め続けてはいけません。
ルール③ ペイパーキング
Pay Parkingは道が広く路駐の多いカナダでは多く存在しています。標識にPay Parkingと記載の場所に駐車する場合は、近くのパーキングメーターで料金を前払いする必要があります。
パーキングメーターにはいくつも種類がありますが、大体使い方は2通りですのでご紹介していきます。
近くに必ずパーキングメーターが設置されていますので、自分が車を停めたすぐ近くのメーターでお支払いをします。Startボタンを押すと、このようにスクリーンがオンになります。車のナンバーを入力し、自分が停めたい時間分の料金を支払います。1時間1ドルとありますが、30分だけ増やしたければ50セントを入れる事も出来ました!カードも使えます。
このタイプのメーターは、「2時間分払ったけどやっぱり不安だからもう1時間分払おう」と思っても途中で追加はできません。現時刻から換算して全ての時間分を再度支払う必要があります。しかしだからと言って少しでも時間を過ぎたら今度はチケットを切られますので少し長めに設定しておくことをオススメします。
このメーターはオールドスタイルですが、シンプルで分かりやすいですね!車はこのメーターのある両サイドに1台ずつしか停まれません。コインを入れた分、上のメーターが残り時間を示します。カード払いはできません。
実際に切られたチケット・・・
車に戻ってきたらこれでした(笑)私達はパーキングメーター切れ。2週間以内に支払えば46ドル、時間が経つほど高額になります。皆さんもこの記事で紹介した交通ルールを守って無駄な出費のないように一緒に気を付けていきましょうね!
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