自転車を海外に送りたい!160cm超の大型荷物を安く送る方法【2026年・実体験あり】


今回は、私のパートナーがカナダにマイロードバイクを持って帰りたいという要望を受け、私達のたどり着いた方法を皆さんにも紹介していきます!自転車といえば超大型荷物。160センチを超える大型荷物の海外発送について、最善の方法を一緒に探っていきましょう!
方法は3つ
まず大きく分けると、以下の3つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、予算・スケジュール・手間を考慮して選んでみてください。
① 日本郵便【EMS】
EMSは、その他どの配送方法よりも早く、最短で世界中へ荷物を届けられるサービスです。その分料金が上がりますのでお急ぎの方にオススメです。
② 日本郵便【国際小包】
国際小包は、EMSよりは時間がかかりますが、通常の配送方法となります。更に細かく配送方法を選択できますので予算と時間によっては大きく節約が可能です。
③ 飛行機【受託手荷物】
飛行機の受託手荷物として、自分と一緒に持っていく方法ももちろん可能です。空港まで持って行くのが大変なのがネックですが、航空会社によっては思ったより安く済む場合もあります(詳しくは後述)。
日本郵便(EMS・国際小包)で送る方法
日本郵便の国際配送サービスの中で、大きな荷物を送る際に使われるのがEMSと国際小包です。
料金の早見表はこちら(日本郵便公式・国際郵便料金早見表PDF)が便利です!
配送方法は4つ
配送方法は以下の4つあり、到着までの所要日数・料金が大きく変わってきます。急ぎでなければ船便が断然お得です。また、SAL・船便は、対応していない国もあるので確認が必要です。
- EMS…2〜4日(サイズ・重さの条件が下記3つと異なる)
- 航空便…3〜6日
- SAL…6〜13日 カナダ向けは現在引受停止中
- 船便…1〜3か月
SALとは・・・航空機の空きスペースを有効活用することにより、船便より速く、航空便より安いサービスです。ただし対応していない国・地域もありますので、必ず日本郵便公式サイトで最新状況をご確認ください。
サイズ規定【航空便・船便】
サイズの制限はAとBの2種類があり、国によってどちらが適用されるかが異なります。これが自転車を送れるかどうかの分かれ目になります。
A(サイズ上限が大きい=自転車が送れる)
- 長さ(最長辺):1.5mまで
- 長さ(最長辺)+胴回り:3mまで
- 重量:30kgまで
B(サイズ上限が小さい=自転車は厳しい)
- 長さ(最長辺):1.05mまで
- 長さ(最長辺)+胴回り:2mまで
- 重量:30kgまで
ここで注意してほしいのが、【航空便・船便では】Bの対象国へは自転車の郵送はサイズ的に難しいかと思います。
→ EMSなら可能(後述)
以下に各国の規定をまとめてみました。
Aの対象国(自転車○)
中国・カナダ・ニュージーランド・イタリア・イギリス・オランダ・インドネシア・マレーシア・シンガポール・メキシコ・ベトナム・香港・台湾・スイス・カンボジア・コロンビア等
Bの対象国(自転車×)
アメリカ・韓国・オーストラリア・ブラジル・フランス・インド・ロシア・フィリピン・ドイツ・スペイン等
私自身は、カナダへ送ろうとしているので、可能であることが分かりました。しかし、お隣のアメリカには送れないようです。同じように、イタリアには送れてもフランスには送れない等、国ごとに細かく異なるので要注意です。
重さ規定【航空便・船便】
重さは、国によって20kgまでか30kgまでのどちらかで決まっています。20kgまでの国は少ないように思います。重さの制限は、複数口に分けて送る事で解決するのでそこまで問題はないでしょう。
20kgまで
アルゼンチン・インド・オーストラリア・ロシア・フィリピン等
30kgまで
中国・台湾・ドイツ・アメリカ・イギリス・インドネシア・オランダ・ニュージーランド・メキシコ・マレーシア・イタリア・シンガポール・スペイン・スイス・フランス・ブラジル・香港・ベトナム等
サイズ・重さ規定【EMS】
ここで前述のサイズで引っかかってしまったBの対象国へ送りたかった方へ、朗報です。
EMSでは、基本的に全対象国※が、Aのサイズまで送る事が可能です。(長さ+横周が3mまで可)同じように、重さも30kgまで※送る事が可能です。※前述したサイズBのリスト内のアメリカではEMSでも2.75mまで。オーストラリアはEMSでも20kgまでしか送れません。
自転車を送る条件としては揃えることができましたが、その分送料は跳ね上がります。まずは以下の料金表で自分の荷物に合った方法を確認してみてください。
送料一覧
送料は、サイズに依存せず、配送方法と重さによって決まります。
国際郵便料金早見表(日本郵便公式PDF)を使うと、重さと地帯から素早く料金を調べることができて便利です!
国際小包(航空便・船便)
カナダは「第3地帯」に該当します。
| 重量 | 航空便(料金) | 航空便(特別追加料金) | 航空便(合計) | 船便 |
|---|---|---|---|---|
| 25kgまで | 34,700円 | 12,500円 | 47,200円 | 15,500円 |
| 26kgまで | 35,800円 | 13,000円 | 48,800円 | 15,900円 |
| 27kgまで | 36,900円 | 13,500円 | 50,400円 | 15,900円 |
| 28kgまで | 38,000円 | 14,000円 | 52,000円 | 15,100円 |
| 29kgまで | 39,100円 | 14,500円 | 53,600円 | 15,500円 |
| 30kgまで | 40,200円 | 15,000円 | 55,200円 | 15,900円 |
EMS
カナダは「第3地帯」に該当します。
| 重量 | 料金 | 特別追加料金 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 25kgまで | 42,500円 | 12,500円 | 55,000円 |
| 26kgまで | 44,100円 | 13,000円 | 57,100円 |
| 27kgまで | 45,700円 | 13,500円 | 59,200円 |
| 28kgまで | 47,300円 | 14,000円 | 61,300円 |
| 29kgまで | 48,900円 | 14,500円 | 63,400円 |
| 30kgまで | 50,500円 | 15,000円 | 65,500円 |
例えば・・・
カナダまで自転車(梱包後28kg)を郵送する場合で比較してみましょう。
| 配送方法 | 料金 | 所要日数 |
|---|---|---|
| EMS | 61,300円 | 2〜4日 |
| 航空便 | 52,000円 | 3〜6日 |
| 船便 | 15,100円 | 1〜3か月 |
船便を使えば、EMSの約1/4の送料で送る事が可能です! 到着まで時間がかかりますが、コストを最優先にするなら船便が断然おすすめです。
実際に船便でカナダに送ってみました!
私たちは実際にこの方法で、梱包後28kgのロードバイクを船便でカナダへ送りました。料金は2022年の郵送時点で13,000円。少し値上がりしましたね。時間はかかりましたが、無事にカナダの指定住所へ届きました。
正直、初めて自転車を海外に郵送するということで不安もありましたが、日本郵便のスタッフの方も丁寧に対応してくださり、思ったよりもスムーズに手続きができました。急ぎでない方には、船便は本当におすすめの方法です。
飛行機の受託手荷物として預けるのは?
受託手荷物として預けることは可能です。ただし、航空会社によってルールや料金が大きく異なりますので、まずはご利用の航空会社の規定をよく確認することが非常に重要です。同じ日本〜カナダ間でも、JALとエア・カナダでは料金に大きな差がありました。
JALの場合
自転車のような大型荷物は、事前にJAL国際線お問い合わせ窓口または旅行会社への確認が必要です。またスペースの都合等によりお預かりできない場合もありますので注意が必要です。
以下に該当する場合は事前問い合わせが必要です。
- 3辺(縦・横・高さ)の和が203cmを超える大型手荷物
- 高さが150cmを超えて横倒しにできない大型手荷物
- 重量が32kgを超える大型手荷物
自転車(梱包後)は多くの場合、上記に該当します。まず問い合わせありき、と考えておきましょう。
JAL 超過手荷物料金(日本・アジア・北中南米・ヨーロッパ等)
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 個数超過(1個当たり) | 20,000円 |
| 重量超過:23kg超〜32kg以下(1個当たり) | 10,000円 |
| 重量超過:32kg超〜45kg以下(1個当たり) | 60,000円 |
| サイズ超過:3辺の和が203cm超(1個当たり) | 20,000円 |
重要: 1個の荷物が複数の超過料金基準に該当する場合は、該当する全ての超過料金が適用されます。 なお、45kgを超える荷物は手荷物としてお預かりできません。
自転車(梱包後)の場合に発生しやすい超過料金の例:
- 重量超過(23kg〜32kg):10,000円
- サイズ超過(203cm超):20,000円
- 合計:最低30,000円〜
個数超過(20,000円)は、航空券に含まれる無料手荷物の個数を超えた場合のみ発生します。なので自転車1台のみであれば発生しない場合もあります。
エア・カナダの場合
エア・カナダには自転車専用の料金・規定が設定されており、非常にわかりやすい体系になっています。規定内であれば超過料金はかかりません。
サイズ・重量規定
| 項目 | 規定 |
|---|---|
| 最大重量 | 32kg(70lb) |
| 最大サイズ(3辺の和) | 292cm(115インチ) |
手数料
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 自転車手数料(片道) | 50〜60 CAD(≒約5,500〜6,600円) |
梱包について
- ハンドルを車体と平行に固定し、ペダルを取り外す
- 頑丈な輸送用ハードケースに梱包する
- タイヤの空気は少し抜いておく
- 適切に梱包されていない場合は輸送をお断りされる場合あり
注意点
- 貨物室のスペースに空きがある場合のみ受付
- 予約の際に事前連絡・登録手続きが必要
- 手荷物1個分としてカウントされる
JAL vs エア・カナダ 比較まとめ
| JAL | エア・カナダ | |
|---|---|---|
| 自転車の受付 | 要事前問い合わせ・お断りの場合あり | 要事前連絡・登録手続き |
| サイズ上限(3辺の和) | 203cmまで(超過料金あり) | 292cmまで(規定内なら追加料金なし) |
| 重量上限 | 32kgまで(超過料金あり)・45kg超は不可 | 32kgまで(規定内なら追加料金なし) |
| 料金(目安) | 30,000円〜(複数該当時は全て加算) | 約5,500〜6,600円 |
| 事前連絡 | 必要(断られる場合あり) | 必要 |
エア・カナダを利用した場合、JALと比べて大幅にコストを抑えられる可能性があります。 同じ飛行機で持って帰るという方法でも、どの航空会社を使うかで料金が何倍も変わってくるので、チケットを購入する前に必ず各社の規定を確認することを強くおすすめします。
ただし、いずれの場合も以下の点は考慮が必要です。
- 空港まで自転車を持ち込む必要がある
- 現地空港での受け取り後、自力で移動しなければならない
ヤマト運輸は?
調べてみたところ、ヤマトでは日本から海外に大型の荷物を送るサービスはありませんでした。(160サイズまで)
しかし、アメリカ・カナダ・ハワイから日本へ大型の荷物を送るサービスはあるようです!3辺合計300cmまで対応しており、自転車サイズの荷物も送ることが可能です。日本のサービスなので安心感がありますね。 詳細はヤマト運輸の公式サイトでご確認ください。
まとめ
改めて、カナダへ自転車(梱包後28kg)を送る場合の料金を一覧で確認してみましょう。
| 方法 | 料金(目安) | 日数 | 手間 |
|---|---|---|---|
| 日本郵便 EMS | 61,300円 | 2〜4日 | 郵便局へ持ち込み |
| 日本郵便 航空便 | 52,000円 | 3〜6日 | 郵便局へ持ち込み |
| 日本郵便 船便 | 15,100円 | 1〜3か月 | 郵便局へ持ち込み |
| JAL 受託手荷物 | 30,000円〜 | 当日 | 空港まで持ち込み・要事前問合せ |
| エア・カナダ 受託手荷物 | 約5,500〜6,600円 | 当日 | 空港まで持ち込み・要事前連絡 |
コスト最優先なら: エア・カナダの受託手荷物(ただし自分も同便に乗る必要あり)
郵送でコスト最優先なら: 日本郵便の船便
速さ重視なら: 日本郵便のEMS
どの方法が最善かは、いつまでに届けたいか・自分も同じ便で渡航するかどうかによって大きく変わってきます。ぜひ自分の状況に合わせて検討してみてください!
※本記事の情報は2026年時点のものです。配送サービスのルールや料金は頻繁に改定されるため、発送前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
